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歯を守る市民の会介護予防専門部会 (12/09更新)

      歯を守る市民の会介護予防専門部会

  

 平成26年11月13日(木)に、長野市防災市民センターにおいて、「歯を守る市民の会介護予防専門部会」が開催されました。参加者は歯科関係者18名、施設関係者67名、一般参加者2名の計87名で、盛況な会となりました。宮原専門部会会長の挨拶の後、「高齢者の口腔ケア」という演題で、太田康作先生が講演されました。ゆるキャラの話題から始めて人心を引き付けた後、「口腔ケアとは、口腔の疾病予防、健康保持、増進、リハビリテーションにより、QOLの向上を目指した科学であり、技術であり、心である」と語り、8020運動の意味、たくさん歯があれば色々なものが食べられ、味覚も発達し脳血流量も増加して認知症予防にもなること、高齢者は唾液の出が悪くなって虫歯になりやすくなること、嚥下反射が低下して誤嚥しやすくなるため、口の中をきれいにすることはそこにつながる臓器を守ることにもつながることを説明し、入れ歯や口腔内のケアのについて説明されました。

 後半は歯科衛生士さんによる口腔ケアのやり方の説明の後、実習が行われました。高齢者は人によっては脳梗塞等による麻痺などのため、触れられたくない所があり、ケアを拒否することもあるので、相手の反応を見ながら手、肩、顔と順々に触れてゆき、脱感作しながら口腔内へと進むこと、口唇が乾燥している場合は保湿剤で湿らせ、歯肉全体に指を当てて歯ブラシが入れられるか確認し、口唇や頬を指で伸ばしてからブラッシングを行うこと、その際細菌がのどに流れないよう、首を腕で支えて後屈させない状態で行うことを話し、色々な清掃用具を説明したあと、参加者に衛生士の口腔ケアを体験してもらうという形で実習が行われました。過敏な場所には手を触れず、手が動くなら本人にやってもらう、強く磨くと痛いのでやさしく磨く等の説明がありました。